インフォメーション > 20ページ - 佐賀で観光体験・陶芸体験・ものづくり体験ができる体験施設「志田焼の里博物館」

去る9月4日に鹿島市立東部中学校の1年生79名と先生5名が当博物館に来てくれました。東部中学校はものづくり体験学習ということで毎年当博物館でランプシェードづくりの体験をしていただいています。ランプイシェードは、デザインの発想力、配置のバランス感覚、彫り進める過程での繊細な道具さばきと使い方などいろいろな感覚が必要になります。それゆえ、完成した暁には達成感を間違いなく味わうことができ、ものずくりの喜びを感じることが出来ます。東部中学校は、勉学のみならずランプシェードを作るという体験学習にも力を入れておられる学校だと知ってすばらしい学校だなと感じています。出来上がった作品を見てみると79名の作品は同じものが一つもなく、本当に個性あふれる素晴らしいものにでき上っています。作品は今しばらくお預かりし丁寧に焼成して、皆様の学校に文化祭に間に合うよう持参いたします。楽しみにお待ちください。又、学年主任の渡邊先生、準備段階から数回の打ち合わせなど、万全を期していただきスムーズに終わることが出来ました。本当にありがとうございました。

来館していただいたお客様に陶器以外の楽しみをと思い、手づくりの小物雑貨を置いてみました。マスクとかランチョンマットとか小物袋など殆どが1,000円/枚以下のものばかり。買う買わないは別にして、来館の際は是非のぞいてみてください。ひょっとしたら掘り出し物があるかも？？？

磁器室で体験中の皆さん

焼成室でランプシェード体験中の皆さん

９月4日に鹿島市立東部中学校の１年生79名と職員５名の計84名が当博物館でものづくり体験学習ということで来館していただきました。体験学習としては①ランプシェード作成の体験、②手作りピザづくり体験、③日本遺産である博物館内の見学で9：00～13：20分まで楽しい時間を過ごしてもらったと思っています。ランプシェード体験では、それぞれデザインに個性が感じられ、すばらしいものが出来上がりました。なるべく早く焼成し学校に届けたいと思っています。ピザづくりでは、ワイワイいいながら楽しい会話の中、生地から伸ばして数種類の食材をトッピングして作りました。焼き立てのピザはみんなおいしい、おいしいと言って評判は上々のようでした。博物館内見学は、先人たちが、汗と涙と知恵で築き上げた志田焼という焼き物の出来上がるまでの工程など勉強してもらいました。残念ながら昭和59年で生産はストップして現在志田焼は生産されていません。志田焼は日本国内はもとより東南アジアを主に世界各国に輸出された素晴らしい焼き物です。佐賀県は有田焼とか、伊万里焼とか、唐津焼が有名ですが志田焼という素晴らしい焼き物があったんだということをこの体験学習をつうじて思っていただけたら嬉しく思います。今日は職員の方はじめ、１年生の皆さん本当にありがとうございました。